京都市中京区の造園ならgardener | Blog

gardenerの今井です。

若葉の気持ち良い季節になってきました。

さて西院での造園工事が無事に完成しました。

施工の様子なども交えてご紹介したいと思います。

桂離宮でも見られる霰こぼし。

濡れた石は様々な色が浮き上がり美しいですね。

この飛び石や石畳みは茶道をされてるかたは馴染みがあるでしょうか。

歩を進める楽しみもありますね。

元々あった燈籠の据え付けを行っているようす。

松の位置を確認しながら、この場に合うように。

こちらは景石の据え付け。

庭園の改修にはよくあります。

造園では、景石や石造品の位置はポイントになります。

ただ位置は図面の通りにはいきません。

植木や石はそれぞれかたちが違いますしね。素材の一番良い表情を出してあげるのも庭師だからできることです。

結果的には直感なんですが。。

クレーンでもう少し右、いや行き過ぎたなど

そんなことを言いながら進めてるのです。

足元の仕上げは杉苔を貼り、滋賀県の安曇川産砂利を敷きました。

お施主さんが長年、大切にお世話をしてきた2本の松、どうにか根付いて欲しいと強く願ってますが、こればかりは様子を見るほかありません。

それではこのへんで、失礼します。

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